●まずはじめに、前々からこのブログで登場しているGID (性同一性障害)のおっちゃんですが、これから「Kさん」という呼び方で統一します。
※参考情報
・Kさん:60代後半(元大手の部長クラス)
・俺:20代後半(元中小企業の平社員)
・関係性:Kさんは当時、俺からしたらお客さん的な立場の人。毎日お昼を食べるうちに意気投合。
・過去のKさん記事はこちら
職場にハイヒール履いて来るおじさんの話 - よしお幼稚園
職場にハイヒール履いてくるおっちゃんが性同一性障害だった話 - よしお幼稚園
平成最後の冬、俺は恋をした。
だが思うように事が運ばず
モヤモヤした毎日を過ごしていた...
この気持ち、抑えきれねぇ‼︎
告白しちまうか⁉︎ああ⁉︎
俺「いや、先走るのは危険だ。」
高校時代に2日連続で二人に告白して
一瞬でフラれた経験から俺は冷静さを取り戻した。
俺「そうだ、Kさんに相談してみよう。」
実はKさんはYahoo知恵袋でベストアンサー率90%を誇るスーパーチエリアンなのである。
※ 平均回答文字数2000字超
Kさんなら俺を真実の道へ導いてくれるぜぁぁ...‼︎
そう確信した俺は、即座に受話器を取った。
Kさん「久しぶりだね、用件は?」
俺「恋を...してしまったんです。」
Kさん「あれ?付き合ってた彼女はどしたの」
俺「地下アイドルになりました。」
こうしてなんやかんやでKさんと話した結果、Kさんの類稀なる観察眼により俺が恋していた女性は脈がほぼないことが判明する。
俺「人生オワタwww\(^o^)/」
どうでもよくなった俺は、その日から雑煮を食べてシコって寝るというクズな生活を1週間ほど繰り返した。
そしてKさんと電話してから1週間後...
Kさんから着信だ!!
Kさん「その後、どうよ?」
俺「いやぁ、なんか冷めちゃったんすよね...」
いろいろ察してくれたKさんは、それ以上何も突っ込んではこなかった。相談に乗ってくれたのに申し訳ねぇ...という罪悪感に包まれる俺。空気が重いぜ。
そんな重苦しい空気をぶち壊すかのように
Kさんは、ある一言を解き放った。
Kさん「私の変わった姿...見てみたくない?」
どうやら会わなくなってから3ヶ月の間に、Kさんは本格的に女性になる為の準備をしていたらしい。
こうして、俺とKさんは年明けに渋谷で会うことになったのであった。
つづく